
病気や怪我で心身ともに元気のない人を笑顔で励ましたり、病気や怪我の治療、身の回りの世話、病院生活や病気への悩みなどにやさしく応じてくれる看護師の仕事。
笑顔が素敵で白衣の天使とも称されるほど人気の高い仕事です。
しかし、なりたいからといって誰もが簡単にできる仕事ではありません。
看護師の仕事は業務独占資格といって、看護師の試験を受けて合格した人でないと、看護師としての仕事に就くことができません。
その為、看護師になるためには、看護師になろうと決めた段階から、看護の勉強をするための学校へ入る必要があります。
看護師の受験資格を得ることができる学校には、看護高等学校や看護師養成課程のある大学や短大、専門学校などへ入学する必要があります。
その中でも、看護高等学校は、准看護師も正看護師も取れる手段です。
正看護師になるためには、高校を卒業した後、看護師養成課程のある学校への進学が必要になるのですが、准看護師になるためには、中学校を卒業した後、看護高等学校で所定の時間の勉強を過ごすと試験を受けることができます。
また、正看護士も看護高等学校で本科を卒業した後、さらに2年間専攻学科で学べば大学や短大、専門学校などに編入しなくても正看護士の国家試験を受けることができます。
看護高等学校とは、看護に特化した学科を持つ高等学校という意味で、学校名に看護と明記していない場合も多いです。
ただし、高校を選ぶ際に、看護科や看護学科、衛生看護科、専攻科としては衛生看護専攻科などという学科が高等学校の学科にあれば、その高等学校で看護を学ぶと、看護師としての試験を受けることができます。